【石の種類/サイズ】
ブラックルチルクォーツ 貔貅 (ヒキュウ) 彫刻/彫り物/置物
縦30.2mm/横18.8mm/厚さ17.5mm
【重量】
18.6g
【原産地】
ブラジル産
5年振りとなるブラックルチルクォーツの貔貅 (ヒキュウ)彫刻の掲載です。
ブラックルチルは、二酸化チタンの高鉄含有により黒色を呈する希少な種類のルチルです。
本ページで掲載しているブラックルチルクォーツは、この高鉄含有により黒色を発色している本物のルチルが水晶に内包したものです。
ブラックルチルは、黒色と言っても真っ黒ではなく、強い光に当てると黒褐色(茶色が混ざったような黒色)として見えます。
また、水晶の中にブラックルチルのみの内包というのは傾向として少なく、褐色のルチルやレッドルチルなどが混ざって内包している傾向が多く見られます。
この特徴は、ブラックルチルとして流通しているブラックトルマリンでは見られない特徴になるので、本物のブラックルチルかどうかを見分ける判断材料となります。
無数のブラックルチルを内包した貔貅(希少なルチルをたくさん溜め込んだ貔貅)は、ブラックルチルそのものの希少性はもちろんのこと、貔貅の伝説を体現しているかのような縁起の良さも感じさせてくれます。
貔貅は蓄財運と偏財運をもたらすとされる瑞獣です。
その伝説にある「金銀財宝を食べるが、肛門がないため排出しない」という特性から、外部から財気を強力に吸い込み、家や持ち主の中にしっかりと蓄えると信じられています。これは、風水で理想とされる「聚財(しゅうざい:財を集める)」の状態を具現化する象徴と言えます。
貔貅の彫刻が風水アイテムとして良いとされるのは、これが由来となっています。
ルチルクォーツのパワーストーンとしての見方では、「金運の石の王様」とも呼ばれるほど、金運・財運に特化しています。
単独でも十分過ぎるくらいですが、貔貅の特性と融合することで互いの特性を補強し合う相乗効果が生まれ、単なるパワーストーンや縁起物では終わらない、別格の金運・財運アップの風水アイテムに昇華しています。
ブラックルチルクォーツの貔貅彫刻は超入手困難のため、次回の再入荷も未定です。
貴重な1点となりますので、この特別な出会いを吉祥に繋げていただければ幸いです。
貔貅 (ヒキュウ)とは >
同一ロットからランダムに選んだものを鑑別検査しています。
検査結果は、ルチルレイテッドクォーツ=本物のルチルクォーツです。

※鑑別書のルチルクォーツはサンプルとして当店保管しております。
掲載品には含まれておりませんので、あらかじめご了承ください。
こちらのページで掲載している、本商品も鑑別書をご用意することは可能です。
鑑別書の同梱をご希望の場合は、下記の鑑別書のページはこちらより、カートに入れていただき、本商品と合わせてご注文ください。
鑑別書のページはこちら >
ルチルには金色以外にも多様なカラーバリエーションが存在しています。
ルチルの発色は、ルチルの結晶構造に取り込まれた成分によるものです。
主な成分は鉄(Fe)で、この鉄の含有量によって多様に発色します。
鉄の含有量が約10%以内だと、ルチルの最も一般的な色味である金色に発色します。
鉄の含有量が10%以上になると褐色や赤みを帯び、30%を超えると黒色になります。
かつては金色のルチルと黒色のルチルを区別するために、ニグラインという亜種名が用いられていたこともありました。
この高鉄含有により黒色を呈するルチルが「ブラックルチル」です。
ルチルが鉄を30%以上取り込むことは、鉱物学的に見ても非常に稀で珍しいとされています。
珍しいとされる理由として、形成条件の特殊性や結晶構造への影響が挙げられます。
形成条件の特殊性
鉄がチタンサイト(チタン原子が占める特定の場所)に多量に置換するためには、特定の地質学的条件(温度、圧力、化学組成、周囲の酸素分圧など)が必要になります。
このような条件が揃う場所は限られているため、高鉄含有ルチルの産出自体が稀とされています。
結晶構造への影響
ルチル型構造は、基本的に二酸化チタン(TiO2)として安定な構造です。
チタン以外の元素が多量に置換すると、結晶構造の安定性が損なわれたり、別の鉱物相(例えば、イルメナイト FeTiO3など)を形成しやすくなる傾向があります。
鉱物学的な知見によれば、30%という高い鉄含有量は、ルチル型構造が安定して維持できる限界に近い、あるいはそれを超えるレベルにあると見なされています。
ブラックルチルがなぜ稀少なのか、その理由は、ルチルが鉄を30%以上取り込むケースは、一般的なルチルの化学組成範囲から外れる特別なものであり、鉱物学的に見てもその産出は非常に稀であると言えるからです。
ブラックルチルクォーツの名前で市場に流通している黒い針状結晶入りの水晶は、ルチルと呼んではいますが、そのほとんどが本物のルチルではありません。
ルチルではないのにルチルとして扱われてしまう原因の一つに、ブラックルチルと区別が付きにくい、ブラックトルマリンやマンナード鉱といった黒い針状結晶の鉱物が存在しているからです。
そのため、黒い針状結晶入りの水晶が市場に流通する際は、一括りにブラックルチルクォーツとして扱われています。
ブラックルチルクォーツと名前がついていても、実状は流通名であることがほとんどなので注意が必要です。
正真正銘のブラックルチルクォーツは、二酸化チタンからなる針状結晶のルチルが内包しているものだけです。