【超激レア/貴重なブロンズルチルの標本/55gもある大きな結晶】太陽放射ブロンズルチル 結晶/標本 [縦4.7cm×横5.1cm×厚さ3.0cm](型番sun-cl013)
【石の種類/サイズ】
太陽放射ブロンズルチル 結晶/標本
縦4.7cm×横5.1cm×厚さ3.0cm
【重量】
55g
【原産地】
ブラジル・バイーア州ノボ・オリゾンテ産
■お取り扱いの注意点
こちらの太陽放射ルチルの結晶は水晶に内包されておりませんので、ルチルが壊れやすくなっております。
手でルチルに触れた際、必ず細かいルチルが剥がれ落ちます。
当店でも発送の際は、細心の注意を払い慎重に梱包いたしますが、発送中の振動でケース内にルチルが剥がれ落ちてしまう可能性もございます。
上記の注意点をご了承の上お買い求めいただきますようお願いいたします。
ブラジル北東部のバイーア州ノボ・オリゾンテでは、明るく輝く金色の太陽放射ルチルクォーツが産出される地域として知られています。
太陽放射ルチルは、黒い金属光沢のあるヘマタイト(赤鉄鉱)の結晶からルチル(金紅石)が伸びている共生石です。
その様子が太陽の光を連想させることから「太陽放射ルチル」と名付けられています。
この呼び名の他にも「太陽ルチル」「スタールチル」「ルチルオンヘマタイト」「ヘマタイトウィズルチル」など、様々な呼び名が存在しています。
また、太陽放射ルチルのような結晶の成長方法をエピタキシャル成長と呼びます。
基盤となる単結晶の上に、その結晶と結晶方向をそろえて新たな結晶層が形成されて成長していく成長様式です。
エピタキシャル成長(epitaxial growth)は、ギリシャ語のepi「上に」を意味する接頭辞、taxis「整列、配向」を意味する語を由来としているそうです。
半導体などの近代的な結晶成長の分野で主に使われている用語になりますが、もともとは鉱物学の分野で使われていた概念で、自然界には様々な鉱物のエピタキシャル成長が確認されているようです。
その中でもヘマタイトとルチルの共生は、自然界のエピタキシャル成長の代表例となります。
何故これほどまでにルチルは美しくて魅力的なのか。
その謎は、自然界が編み出したルチルをより美しく成長させる方法にあるのかもしれません。
太陽放射ルチルクォーツの原点を知るための標本として、ぜひご興味のある方はお買い求めください。