ルチルクォーツ三脚蟾蜍(さんきゃくせんじょ)のイメージ画像01

三脚蟾蜍とは

三脚蟾蜍(さんきゃくせんじょ)は、三本足のヒキガエルの呼び名です。
別名で銭蛙とも呼ばれています。

中国で開運の置物と言えば、この三脚蟾蜍が有名です。
日本で言うところの商売繁盛を象徴する招き猫のような存在です。
ヒキガエルを意味する「蟾」と硬貨を意味する「銭」が同じ「せん」という読みであることから、金運にご利益のある縁起物になったとされています。
日本においても、蛙(カエル)は縁起の良い生き物として馴染みがあり、無事に帰る(カエル)や、お金が返る(カエル)など、語呂合わせとの相性の良さから、あらゆる運気を寄せ集めては持ち主のもとへ返す象徴になっています。

蛙とは異なった見た目の三脚蟾蜍には脚が三本しか有りませんが、なぜこのような形をしているのかはっきりとした理由は分かっておりません。
通説では自分の前後左右に有る財を全てかき集めるため、このような姿をしていると言われています。
口に咥えている銭や足元の銭は、財を招いて宝に向かって進むという意味の「招財進寳(しょうざいしんぽう)」の古銭がモチーフになっています。
別名で呼び銭や種銭とも言われており、お金がお金を引き寄せると風水では考えられています。
金属製の置物や彫刻品は、三脚蟾蜍と古銭がセットになっているので、招財にご利益がありそうな分かりやすい造形になっています。
三脚蟾蜍(さんきゃくせんじょ)のイメージ画像

三脚蟾蜍の基本的な置き方

三脚蟾蜍は、顔の向きが大事とされています。

外出時は、顔を入口や外に向けて置き、外の財を集めてもらえるようにします。

帰宅時は、顔を部屋の中に向けて置き、夜寝ている間に集めた財を外に吐き出されないようにします。

置く場所は、ご自宅であればリビングや玄関、職場や事務所であれば入口付近がオススメです。

置くのを避けた方が良い場所は、トイレや流し、風呂などの水場です。
水が溜まる場所に置いてしまうと、良いものではなく悪いものを集めるようになってしまいます。

三脚蟾蜍と好相性の置物

貔貅(ヒキュウ)と龍亀(ロングイ)

これらのアイテムは決して必須ではありませんが、一緒に置くと相乗効果が期待できます。

招財進寳古銭と七宝文様

ルチルクォーツの三脚蟾蜍は、足元の古銭のデザインも縁起が良く、七宝文様になっています。

七宝(しっぽう)とは、仏教用語(無量寿経)によると「金、銀、水晶(玻璃/はり)、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、珊瑚(さんご)、硨磲(しゃこ貝)」の七つの宝であると云われています。
ただ、文様との関連性は不明とのこと。
円は和(輪)に繋がるもので、人と人との和の大切さを表現しています。
円形が永遠に連鎖し繋がる柄は、円満、調和、ご縁などの願いが込められた縁起の良い柄です。
また人のご縁や繋がりは、七宝と同等の価値がある事を示しているとも云われています。
進寳「しんぽう」と七宝「しっぽう」の語感が似ているところにも縁起の良さが感じられます
招財進寳古銭と七宝文様が合わさることで、お金がお金を引き寄せ財を蓄え、人とのご縁が繋がって広がっていくといった意味合いのシンボルになっています。
七宝文様のイメージ画像
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